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GORO Communication vol.125 〈骨に隠された驚きの新常識!〉

去る6月13日ハルメク主催、Dr藤澤孝志郎の<美しく若返る骨(コツ)トレーニング>のオンライン講演会に参加。
著書も手元に届く周到さに敬意をはらい、少しでも早く皆さんにお伝えしようと主要な部分をまとめてみました。
 
<骨は若さを生み出す器官であり、健康を決定づけるペースメーカー>
驚きの事実ですが例えばしわ、たるみ、ほうれい線。これらの原因は、皮膚だけでなく骨の衰えで、又骨粗鬆症にとどまらず、認知症に至るまで骨の衰えが関係しており、脳や体の活性化や、美容からメンタル、長寿までおよそ人の体のすべてに影響を与えるスーパーパーツです。
Dr孝志郎は<医学の方向性>に軌道修正を加える時期が来たと…。
 
<骨は脳に感覚を伝える重要な器官>
骨は家の柱と同じように体を支える主要な役割と同時に、重力や衝撃に耐え受けた際の<センサー>をきちんとキャッチして、そこで得た情報を脳に伝達しているのです。
 
<骨は衝撃や振動、圧力によって電気を生じる>
私達は日々歩く、スポーツをする等常に無意識の中で骨に衝撃や圧力を与えています。
この「衝撃や圧力を与えると或る電気を発生させる」という現象こそ「ピエゾ電気効果」(圧電効果)と呼ばれています。物理的には水晶、トルマリン、トパーズは電気石とも呼ばれ、人の骨も電気石と同じ効果を持っている事が医学的にも証明されています。
 
<骨芽細胞はピエゾ電気効果によって強化される>
「破骨細胞」と「骨芽細胞」のコンビネーションはこの圧電効果によって骨の新陳代謝が行われています。
更に新しい発見は、骨芽細胞から発生する「オステカルシン」は「若返りホルモン」と呼ばれ、血液と共に全身を巡り脳に働きかけ記憶力のアップ、筋力、免疫能力のパワースイッチが入るのです。(側頭葉に或る海馬に関与)
 
<見える肉体でなく常に骨を意識化に置くこと! 見た目の若さは骨が左右する>
骨は年齢を重ねても圧力や振動の刺激を受ければ必ず電気を発生し、骨は常に鍛えられます。
人間の骨の中で縮小率が最も高いのが下あご、上あごの骨で、そして頭蓋骨を縮ませないことが重要です。
一番簡単に対処できる方法は「噛み応えのある物をきちんと咀嚼して食べる」事が「骨美人」への近道。  
尚、整体の師匠直伝「ハンマリング施癒術・神打」は正に時代を超越した<未来圏からの旅びと>です。
 
<骨を丈夫にする為の食と運動>
骨を作る栄養素は、カルシウム、ビタミンD&Kは「骨のゴールデントライアングル」と呼ばれています。
毎日少しの日光浴でも皮膚でビタミンDが生成されますので必須条件として、海のカルシウムで特に有効な魚は骨まで食べられるイワシがお薦めです。
又効率よく魚の骨が食べられる、サバなどの水煮缶等は真空状態で長期保存、添加物もなく酸化されない事、ノンオイルで低糖質と非常にヘルシーなところです。
カルシウムのサプリメントは、高カルシウム血症,不整脈や中毒性になり易い事を含めお薦めしません。
やはり食品から摂取することが賢明でしょう。